労働/攝津正
。面談も無意味である。医者も患者も、この厄介な病気をどうしたら良いか分からなかった。
攝津はオアシスに面談に行くのを中止した。
裏柳生タニケンが、攝津が『リプレーザ』に掲載した転向論の感想を公表した。それによると、「友人の転向論を読むが、すべての配線が間違ってるとしかおもえない…いや、その移動の枠組みはノーマルなのだが、その後の個人的実践と夢想通貨metaやらがあらゆるものを凌駕してしかるべきだという誇大妄想がかなり不気味。正気と狂気が混ざっていて手がつけられない…。他にも定額給付金大賛成に、ネオリベ肯定。ロジックがみえない。壊れたな。いやかなりみんな無責任に面白がっているが、実際は認
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