無意識化のノート、1ページ目/ホロウ・シカエルボク
えていることについてとことん考え抜いてみるべきなんじゃないかって。それが整理されていようと、未整理のとっちらかった状態であろうと。納得がいくまで考えてみるべきなんじゃないかと思うんだ、意識的にだろうと無意識的にであろうと…まあ、無意識的なものなんて意識下でどんなことを考えてようが手前勝手に流れていくとしたもんだけどさ。ボーン・マシーン、カーペットの上は俺の思考でいっぱいだ、さあこいつをどう片付ける…そこそこやる気になってきたところで、そんな気分に水をさすように空は突然曇り始めた、せっかく綺麗に灯りを入れるためにカーテンを少し広めに開けたところだったのに!太陽が雲に隠れると途端に底冷えがし始める、そ
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