【批評祭参加作品】失われた「鈴子」を求めて/香瀬
ながら、周縁を散漫に散策する遊歩者。そんなイメージですね。
(ミドリ・レス、ヒダリテ「猥褻物陳列罪の王様」)
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ここで、「一条様式」ってのをミドリさんっていう人は、「メタファー」や「意味」を「ずらす」「滑らす」さらに「ループ」させて「自動書記的」に「トリップ」して「シリアスなもの」を「ナンセンス」に仕上げていくものと解釈しているように思える。では、主題とはなんだろうか。それについてはダーザインさんっていう人のコメントをいくつか見てみたい。
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空無の中に恐ろしい亀裂が走っており、真っ赤な地獄の業火の舌がちらちら蠢いているさまが見えるのです
(ダーザイン・レス、一条
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