年の暮れ/籠球太郎
 
日に80歳になり…
 ひとつ年を重ねさせていただきました。
 母も…実母と義母ですが、
 77歳の喜寿を
 穏やかに迎えさせていただきました。

 まさに… 
 一日一日の命の灯火を大切に生きている
 という生き方です。

 また、
 「知り人」の中には、
 「逝く人」となってしまった方もいます。

 私の先輩や同僚です。
 こちらは、お互いの壮年期〜
 まさに…人生で脂ののりきっている年頃に〜
 直接に言葉を交わし、
 仕事をしたり、
 酒を酌み交わし語り合った、
 「知り人」ですから。

 その驚きの想いは強烈であり、
 その悲しみは深いものがあり
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