インド旅行記10(バラナシ)/チカモチ
聞こえてきました。フェスティバルだからでしょうか?
屋上上がってみようかな、どうしようかな、と迷いながらも活字を追い続けること数十分。突然、誰かが部屋のドアをノックしました。
「こんばんは。いますか〜?屋上から花火が見えるんだけど、よかったら一緒に見ませんか〜?」
ドアをあけると姉妹の姉が立っていました。わざわざ呼びに来てくれるとは、なんてやさしいのでしょう!
屋上にあがると姉妹とパプーが椅子にこしかけて花火を見ていました。フェスティバルの日は各家庭が屋上から花火をあげるみたいです。あちこちであがっている打ち上げ花火はけっこう本格的で、職人さんがあげているそれのようでした。
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