インド旅行記7(アーグラー→バラナシ)/チカモチ
が見えました。
カードを持っていたのは元気なおじいさん。聞けば、列車の到着時刻を見計らって迎えに来てくれたそうです。
「迎えにきたはいいけど、列車が遅れてるじゃねぇか。2時間も待っちまった!」
私はすっかり安心して電話をかけるのをやめて、おじいさんに誘導されるがままにオートリクシャーに乗り込みました。
おじいさんは「お前が予約したホテルはいっぱいだから、別のゲストハウスを紹介してやる。料金はそんなに変わらない。日本語を話せるスタッフがいるよ」とやたらテンションの高い口調で言いました。
まぁ観光シーズンだし、そんなものなのかなと疑いもしなかったのですが、後から気づいた話、このおじい
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