まるで神様のような今日の夕暮れ/草野春心
/徹底的に磨きぬかれた散文のような絶望……
/徹底的に磨きぬかれた散文のような絶望……
その向こうにぼくは詩の希望を待っていただけだ。
そう、ただ待っていただけだ。
?.どこでもない場所にある湖
何処かで
それは満たされ
何処かから
それは溢れて
何処かへと
それは注ぐだろう
ひとは?
育まれ
空へと望むもの
ひとは?
悲哀の淵から
歓びを見つめるもの
ひとは?
と、永遠に問い続けるもの
始まりも
終りも
何処にもない
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