宗教のための宗教とは(4)/生田 稔
 
い教義から出てきた。新しい崇拝新しい崇拝のための儀式を神より啓示され、神様の前でそれについて論じ、発表する許可を得たので。そうさせていただくこととする。
 キリスト教の中心思想といえば、あるいはそのテーマとは、キリスト教を広く一般化すると、万民の救済である。聖書黙示録の結語は「誰でも望むものは命の水を値なくして受けなさい」黙示録二十二の十七、である。
 死んだ者は復活の報いを受け、生きてキリストの再臨に出会う者は、そのまま生きて死ぬことなく地上に生きることである。そしてわたしは、このイエスが現れる時、人々に取り決める崇拝と祝いの儀式を、そのあらましだけをお伝えするにとどめる。
 イエスの最後
[次のページ]
戻る   Point(3)