愛と真実(1)/生田 稔
 
。大切な点はこうである。神がおられ信じる者達に行動する者達に報いるということである。
 何のためにこのごとき書を作るのかと問われれば正義のためと答えざるを得ない。正義とは何か、要約すれば最大多数の最大幸福ではないか。不可能であるというのが常識という難物である。今までそういう例がないと常識では不可能とされる。演繹的にも帰納法的にも不可能なのである。
 ある程度勉学において解ったとしても、果されてはじめて物事は効果があったということができる。終わり良ければすべてよし。
 私たちの仲間のクリスチャンは、今日もまた家ゝを訪ねて、王国の音信を伝えているのである。私は家に居てこうして聖書と事実のつじつま
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