セルフ・マスキュリズムについての覚書/山田せばすちゃん
う、同じ女なのに。
これがフェミニズムの間違った到達点である「女性にも男性並みの職権を」の帰結点なんだ、とか言うと、話が大きくなりすぎちゃうのかも知れないし、どっちにしたって彼女が鈍感であることには違いはなかったりするのだ、あーやだやだ。
睡蓮氏が語ろうとしているセルフ・マスキュリズムは80年代フェミニズムの中でも議論されてきたことであった。
>>フェミニズム内部の論争では、たとえばエコロジカル・フェミニズムを唱えた青木やよひにたいして、男性優位の文化イデオロギーに過ぎないとして激しい論戦を仕掛けた。いわゆるエコフェミ論争で、上野側の主張は『女は世界を救えるか』(
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)