四季と旅した少年/こめ
 
の中でつぶやいた

そのとき四季が重なった

ヒラヒラと落ちてくる純白の羽がこの草原を多い

光がさし僕だけをてらしてくれた

そして僕は初めて

ぬくもりを初めて感じることができたのかなと

止まることのない涙を流した

そして気づいた

ただ僕は一人で旅をしていたのではないと

初めて知った

いつでも君たちは僕に違う物を見せてくれた

ここまでこれたのは君達のおかげだよ

そして分かった

僕が終わりだということ

春夏秋冬の4人が初めて合わさり

最初の最後の奇跡を起こし

僕を包み抱きかかえる
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