RANRARARAN氏へ とりあえずうかうかと釣られてみたまで/山田せばすちゃん
わけではない。コロンブスが発見する前からアメリカ大陸がそこにあったのと同じことだ。いや、およそ文法のない言語などというものは想定できないではないか。
しかしながら「文法を意識しない」事と「文法が流動的である」事に「当然ながら」と書かれるべきほどの因果関係は存在しない。
そもそも「流動的」ってどの程度「流動的」なんだろう。氷河だって巨視的に見れば間違いなく流体だし、実は硝子だって流体だ。
俺はむしろ日本語ほど流動性の低い言語はそうはないのではないかと思っているのだし、物の順序で言えばアイヌ語や琉球語などはこの際置いておくにしても単一の言語を閉鎖的な環境で使用してきた経緯で流動性が低いからこそ文
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