映画日記、ただし日付はてきとう3/渡邉建志
僕らはそれらの変化に敏感になる。その敏感なところをきちんと使ってくれる映画がいい。だから、芸術的な映画ほど、(映画館に行かなくても)家でプロジェクタで壁やスクリーン(1万円ほどで買える)に映すだけでずいぶん違う。
スクリーン以外の要素。映画を人と「共有する」ということ。渋谷のイメージフォーラムでタルコフスキー映画祭があったときに、当時恋人だったNと一緒に、全作品を見た。それからいつも感想を話しこんだ。恋人とそんなことができたなんて僕は最高に幸せな人生を送ったんじゃないか。本当にそう思う。
2008/12/1 19:30
たぶん、映画とは、ぼんやりしていること。みんないっしょに美しくぼける
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