フェアウェル/ホロウ・シカエルボク
かが言葉に震え
たかが音楽に震え
塗りたくられた色味なんかを見て涙を流す、はは
それは決して保証されない魂のようなものでしょう、気持ち良くしてくれるなら
それが嘘でも構わないんだからって実際思っているでしょう?
本当のことなんか判らない、僕はあなたを疑う
あなたは本当は僕のことを嘲笑しているんだと思う
あいつはくだらないことばかりに心血を注ぐろくでなしだって
声が届かなくなったところで言ってるに違いないと思う
本当のことなんか判らない、心より外に出すことがない思いの中でなら
僕はどんな裏切りを働いたって良い
はるかな景色の中に高々と煙が上がってい
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