殺しに到る感情のラインβ/ホロウ・シカエルボク
は少し完璧にやりすぎた、終わってしまったんだ、終わってしまったんだ、終わってしまったんだ、終わってしまったんだ
終わってしまってもはや灰まで海の向こうへ風に乗ってしまった
遺言を残す暇がなかったね、戯言ばらまいている暇に一つ二つでも残しておけばよかったね、だけどまあ、飴のように寸断される人生だってこの世の中にはたくさん溢れているわけだから…切口が血を流してようがそれには何の意味もないのさ…掴んで引き戻すための手首をなくしたやつのことなんて誰も気にかけてくれやしないよ
どこへなりと行くがいい、お前の気が済むように進めばいいんだよ、もはやお前のことを気にかけるやつなど何処にも居ないから、お
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