自分評/汰介
 
テスクであるとは思っていなかったのである。
まあ、残された物は麻薬でもやったかの様な痛々しさであるが、脳内麻薬でも出ていたのでは無かろうか。

後の詩は大体、嘘や、外面の効果や、実験などもあるが、大体はその得体の知れない物をいかに引き剥がすか(同時に感情的には、中々引き剥がせない)、つまりその得体の知れない物が「腐れ縁」の様についたり離れたりするのを、自分にとって良い物なのかそうでない物なのかをある種病的な状態の中で見極め、(それは例えるならば、「未来に訪れるであろう恋愛生活」の脳内先取り体験、とでも言おうか。その病的さをファッションの様に誤魔化したつもりになっていたのだが、要するにこの二つ
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