経過のまとめ、レヴィナスの責任論−「存在の彼方へ」を読んでみる14/もぐもぐ
 
方」について、今度は「時間的」にも場所を持たないという観点から考えようとしている、ということではないかと今のところは思っている。

「6 <存在すること>と意味」については、タイトルと一見相違して、テキストでは「責任」概念や他者についての記述が極めて多い。このずれと、また直前の第5節との関係をどう考えるか、まだ考えあぐねている。
「『何故人を殺してはならないの?』−『存在の彼方へ』を読んでみる5」では、「責任」を果たすことが「意味」のあることであるという論証として、この節を理解しようとした。
ただ、これは、「責任」概念を空白のままに話をしているので、まずは「責任」概念のより明確な理解をして
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