子供だろうが大人だろうがそれが持つ意味はわりと同じことだ/ホロウ・シカエルボク
に俺の個人的な余興に過ぎないぜ、だけど俺の油にまみれた唇を見てちょっとイカしてるって思うやつだってもしかしたら居るかもしれないだろう、いやたぶん…そういうやつは絶対に必ずいるものなのさ、そして俺のやることをこっそり眺めているんだ
無論、俺はそういう時に俺のことをクリニックへ叩きこみたがるやつばかりが並んでいたところで一向に頓着しない、それもまた一つの傾向であり―イズムのようなものなのだろうから…ただ、誰かをネタに使わなきゃいけない主張というのはみすぼらしいものだなと、そう、思うだけさ―俺のハムエッグの食い方が汚いと言うのなら、俺がそれに手をつける前にひとこと囁くのがマナーというものだ、だけどそ
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