子供だろうが大人だろうがそれが持つ意味はわりと同じことだ/ホロウ・シカエルボク
 
どそんなこと不可能だろう?現実として俺は一人でそれをやり遂げたのだから―行為の前に誰かが介入出来た可能性は万にひとつもないのさ、だったら、油にまみれた唇を見てひとつの感想を持つことの方がはるかに建設的だ
 無論、それは俺がこのダラダラと書き連ねたものをひとつの出来上がりとして差し出した時に限られるのさ、俺自身にも大して意味など分からないこの戯言が誰かにとってなんらかの意味を持つのかどうか非常に興味深いね―ちょいと奥さま旦那さま、ひとつ覗いちゃみねえかい、お遊びってのは多少汚れるとしたものだ…

 俺はすべてを終えた後で珈琲を一杯飲みそそくさと布団にもぐりこんだ、知ってるかい、無駄な遊びの後には


 脳みそがリラックスして、なかなかに安らかな眠りを提供してくれるのさ…





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