ポエムのこと、を読んで思ったこと/れつら
 
か、と。



ピナ・バウシュは、結局はバレエの系譜を引くダンス作家です。
但し、作っているものはバレエとは言わないほうがよいでしょう。
それは彼女が明確に意図して「非バレエ的」なアプローチをしているからです。
かといって、彼女がやっているのは日舞でも舞踏でもジャズダンスでもない。
じゃあなんと呼べばいいんだね、ということになります。
彼女は自分のカンパニーを、「タンツ・テアター」と呼びます。


名前をつけたのが先か、そういう作品を作ったのが先かはわかりませんが、
「名付け」とは、僕はそうあってほしいと願います。
僕には、「ポエマー」という単語が、
どうもそういう誠
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