詩は詩、書き手は書き手、なのかどうか/白井明大
かざるをえないのかもしれません。
作品とは作者のものだけれども、作者そのものではない、というお考えがあればなおのこと、作品を否定するからといって、作者を否定するわけではないという思いがおありかと存じます。
主眼はどこにあるのでしょう。
「作品=作者ではなく、しかも作品において作者と作中主体とはまったく無関係であり、さらに言うならば作者としての人格と実生活を営むものとしての人格すらも分けて考えるべきである」
ここが気になったのですが、
◯作品=作者とはかぎらない
◯作品において作者と作中主体とはまったく無関係な場合がある
◯作者としての人格と実生活を営むものとしての
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