渇いた樹皮降る、腐葉土の寝床に/ホロウ・シカエルボク
ゃないかと考えることがある、どんな瞬間にもコネクト出来ない重みだけのコアを腫瘍の様に抱えていると、すでに死んでいるのではないかと―俺か、そいつかの、どちらかがさ
釈然としない要因のもとにこっぴどく死んじまっているんじゃないかと
遮光カーテンの蒼をずっと眺めている、欲深くなって死ねなくなったパンク・ロッカーのアルバムを聴きながら
死なないのは正しい、死なないのは正しい、死なないのは正しい、死なないのは正しい、死なないのは正しい、死なないのが
死なないでいないと先を見ることが出来ない
当り前のことだがみんな判らなくなってしまう、熱意のもとに傍観する終わりはちょっと美しく見えてしまうからだ、俺
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