映画日記、ただし日付はてきとう2/渡邉建志
。首筋の白さですよ。エロス、まさにエロスです。
2005/7/22 マーティン・スコセッシ「タクシードライバー」
激烈にやばい。
デ・ニーロが夜のタクシードライバーになる。乗ってくる、あるいは外を歩いている、ニューヨークの下層の人々の、怒り、嘆き、苦しみ、混沌、ドライバー自身が孤独に苛まれる、変わらない毎日、不眠症、ポルノ映画、場末の。銃。
暗い。気持ち悪い。不安。不安。音楽が不安を掻き立て、それが前半多少あざとい感じをさせ、前半で見るのをやめたくなった。どこにも救いがなく、誰も笑わない。そこに恋愛が入り、多少の救い。銃を買い、鍛え、なんか暴力的になっていく主人公。マッチョ的なものが嫌
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