映画日記、ただし日付はてきとう2/渡邉建志
明るい恋愛映画で、悶えるほどの恋愛もので、明るくて眩しくてたまらなかったのが、急激に人生の深淵を覗き込むようなベルイマンらしい映画に急展開して、これもまた見終わった後でぼこぼこに殴られたような衝撃を受けた。もうこれ以上、映画みなくていい。と思った。本当に、もうしばらく映画を見られないかもしれない。ベルイマンはこの映画が自作で一番好きなのだそうだ。「『第七の封印』は頭で作ったが、これ(『夏の遊び』)は心で作った」と語っている。ヒロインのマイ=ブリット・ニルソンがすごくかわいかった!あの足の美しさ、白さ!表情の輝き!スウェーデンの夏の海と空の輝き!
2005/11/13 フリドリック・トール・フ
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