映画日記、ただし日付はてきとう2/渡邉建志
 
を撮ったというのは、非常に面白いことだと思った。

2005/9/20 キム・ギドク「サマリア」
鬼才。完敗。変態。少女、ただ存在としての美しさ。とんでもない幻想シーン。負けた。天才。少女二人の入浴シーンとかキスシーンとか、撮りたかったんだね、と思う。ストーリーがすごすぎて沈黙。ラストシーン熱い。なける。でも問題は音楽のセンスのなさ。この監督作品の盲点。安い。飛び降りシーンのショパンはよかったのだけどどうして変なアレンジするんだろう。とくにドライブシーンのアレンジ。私は映画音楽の仕事は「いかに音楽を入れない(!)豊かな時間を作るか」じゃないのかと思っている。挿入される音楽なんて、その退屈しの
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