俺の満員電車/日雇いくん◆hiyatQ6h0c
りようとした。
先ほどの発射で余韻がのこっていたので、イチモツが何かに当たるたび感じすぎて苦しい。
「あ、うっ……」
俺は歯を食いしばりながらそれをこらえ、人を押しのけ進んだ。
すると、また降車口が閉まりそうになった。俺は焦った。
「どりゃあああああああああああああ!」
必死な俺は叫ぶと、人もかまわず飛び上がった。
すると、閉まろうとする電車のドアが足にかかりそうになった。
「うわああああああああああ」
俺の足に触れたドアは、勢いでその足を弾き飛ばし、俺をホームをと叩きつけた。
「ぎゃっ」
そのまま俺はホームのコンクリートにはね返され、何メートルか転がった。
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