ルネッサンス/aidanico
所作のようにやってのけるだろう!)あまつさえライターを使うとなるとカチッと音が鳴って火花が散って、空気を殴る。こんな行動を平気な顔で出来るやつらが、よくもまあ抜け抜けとこの場所を騒々しいなどと言えるものだ。ああ、叉来る、びいどろのように透き通った僕の生命、流れるように、押し出すように。供給の感覚が近い、きっともう直ぐ僕は初めて声を上げる。その声は煩いだろうか、それとも心地よいだろうか、ぼくはまだ知らない。
salut
サリュ、わたしはあなたの声をきく
サリュ、わたしは知性のおとをしる
サリュ、わたしは母性の意味をしる
サリュ、サリュ、
さあ言う、おおいなる栄光を手にす
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)