目線にいちいちイラついたりなんかしても/ホロウ・シカエルボク
 
・アメリカ、90'Sマンチェスター、グランジ、ビョーク…そしてその誰一人として
スピリットはどこかに置いてきていた
きっとツタヤの平積みのファッション誌をめくれば
やつらの大半の着こなしは見つけることが出来るはずさ
そして現代詩フォーラムにログインしていくつか詩を漁れば
この程度のケチは誰ががきっともうつけちまってるさ
ノリで何もかも片付けようとしてしまうのは、無駄に長い詩を書きたがる俺の悪い癖だ


言い訳はしない
吐き出すためだけの詩作だってこの世にはきっとある


眠れないんだ、クタクタに疲れているのに
緊張の糸が切れて立つこともままならない
何度も何度も便所で
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