「彼女は無糖派」/菊尾
よ?ってのアピールしながら言ってよ」
「もし、、冗談じゃ、な・か・っ・た・らあああああ!!!!!」
キィエエエエと叫びながら自分の髪を両手で広げて怖い顔をする。
「ねえ。やばいよその顔。何そのオチ。雪女?」
「・・・最初は怯えるくせに限界を越えると冷たいよね。飽きたの?」
「いや飽きて無いけど」思わぬ言葉に笑ってしまう。
「あたしに飽きたの?ねえ!はっきり言ってよ!好きって言ってよ!」
「だから何その展開!何ドラマ?もーね好き好き。すごく好き。」
「じゃあ証しをここにして頂戴。」
と、自分の頬に指を指す。
「いいよ。」
軽くキスをする。
「いひひ」と
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