恋の証/REMINGSセシル
きみの声のトーン柔らかさに
きみのデニムのエプロン姿に
きみの前髪が片目にかかった長い髪に
この春も中ごろの
夕方から夜にかけての
高田馬場のとある
オープンカフェの
とある店員の
きみに
恋をした
1分1秒のタイミングがずれたら
恋は生まれなかったかもしれない
ぼくには妻がいて
2人の子供がいるが
きみに恋をした
不覚であろうか
思想は自由に
恋は自由に
現実にとらわれる事なく
恋は
確かに生まれた
きみの
デニムのエプロンごしの
胸の丸いふくらみ
完璧
きみのふくらはぎ完璧
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