恋の証/REMINGSセシル
きみの臀部から腰にかけてのライン
完璧
きみを形どる全てが
ぼくの理想的
ぼくはきみが日曜の朝
朝食を作っている
後姿をみて
完全に癒されることになる
どんな悲しみもどんな苦労も
きみの後姿で完全に帳消しにされる
これこそが恋
これこそがぼくの
揺るぎ無き
本心
告白
これこそが恋
ぼくのかかえる
現実
境遇
は
全て消え去り
ここは異国の一人旅
ぼくはひとり
旅中
女に出会い恋をしただけ
話かける時にぼくの声が
すこしでも上ずるのなら
ぼくは背中に汗を湿らせて
きみに妄想をめぐらせている
恋の証
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