心の地下室で独りが笑う/うおくきん
 
た。
気まぐれ??、孤独に耐えられなかった??、殺意??、理由はわからない・・・
そして、暗闇から這い出て地上に到着。


独りは吐き気と殺意と自己嫌悪と戦いながらも地上の街に溶け込む努力をした・・・
幸いなことに独りは味方と居場所を独りの努力と数少ない味方の協力のおかげで作ることができていた。自我の再構築にも成功した。
味方たちと甘ったるく遊び、笑えた日々。まるで生き返ったようだ。コレが生きるってことなのか??、生きる喜びなのか??




しかし、独りはまだまだ人間をわかっていなかった。敵と味方の区別のつけかたが解らない独りは徹底的に裏切りまみれの地獄を味わい、二度目の
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