音楽的詩論 一限目 「君が代」/風見鶏
 
ては色々な意見があるだろうが、個人的には教員がやる分には構わないと思う。
 あらゆる主義・主張が存在する中で、個人の思想というものは限りなく自由であるべきだと信じているし、国歌を歌わないという事が教員の責務の放棄であるという自覚があり、それを踏まえて尚主張したい事があるのであれば勝手にやっていれば良いと思う。
 ただ、子供を巻き込んで事態を拡大させようという姿勢は、これまた色々な意見があるだろうが自分は賛同できない。
 というのも、たかだか14・15の人間的に幼い子供に『君が代』の経緯を語れば、多感な時期である子供達がそれに反発しようという動きになるのは当然だし、言ってしまえば自分達の主張の
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