サークル/鈴木
たやりとりが堂々巡りに続いていました。昨年の子供の日に江國香織著「冷静と情熱のあいだ」意味段落冒頭文のみを独唱した元副幹事は一年と七ヶ月後の本日、冷静だけを失くした風体でしきりに不穏当な発言を繰り返しておりました。曰く「ぶっ殺す」「脳を焼く」「塩辛にする」「スタッフでおいしくいただく」「ガチムチのゲイ一億で構成された無間地獄へ突き落とす」など。頭髪は掻き回されて乱れ、顔面はいたるところで汗にまみれ、もち肌はいたずらに赤く普段の溌剌とした現幹事と明らかに違和を感じさせました。それでは、なぜこうなってしまったのか、狂ってしまった理由を陳列しましょう。まず前提に、はるか先輩が独占欲の強いこと、芳久先輩に
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