Ferris wheel/山中 烏流
本当に
見えなくしていくのだろう
今、君が、私を
こんなにも
忘れていくように
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てっぺんに座る
その足元から
扉の開く音が響く
そのあと
漏れだしたであろう光は
束になって
風船のあとに、続いた
私の手や様々は
未だ、閉じられている
伏せられた睫毛は
ざわめきに似た声を
あげる前であるから、
その
開口を裏切るように
私は、手を
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停止音のあと
ざわめきが
波打つようにして
離れる
もたれかける腕は
少しだけ、重心に甘え
そ
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