兵士は戦場を背に走る 勝利を胸に抱えて 不要な装備を脇に捨てようと 幾度となく 思いながらも 立ち止まる時間が 惜しくて 伝えなくてはならない使命を 何度も何度も背負い直し あの木まで全力で走ろう あの川まで全力で走ろう もう少し速度を落とさずに 一刻も早く 我らの劇的な勝利を 歴史的な相手の壊滅を 粘り強く戦った同胞の活躍を 伝えなくては この目で見た光景を 故郷で待つ者達へ