今週、妻が東京に行きました/たもつ
に涙する人もいたという。
違法性がない以上、この手の商法は規制ができない。儲けたい人は儲ければいい。
社会貢献がしたい人は大いにすればいい。
けれど、「大義」の名のもとに抹殺されてしまった、無関係な小さな思い、はどうしたら良いのか。
友だちに会うと決まってから、楽しそうに着ていく洋服や子供にわたすプレゼントを選んでいた姿が今になればいじらしい。
商売や仕事の延長上で友達や家族との軋轢が生じることもあるだろう。
けれど、この手の商法は、ほとんどの場合、最初に手をつけていくのはこれらの身近な存在だ。
「人間関係をお金に換えるシステム」と言われ、毛嫌いされる所以はここにある。
誘いを
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