Don't Tear Me Up/ホロウ・シカエルボク
だろう?
君がほんの少し
物事をこなすのが下手なことは知っていたけれど
運命にあらがうことも僕よりままならなくて
痴呆のように晴れた冬の日に突然時を止めてしまった
あまりに突然すぎて
整理出来ないままの存在がそこここに散らばっている
僕はやっと上手く続けられそうな仕事を見つけたところで
有頂天になって日々を過ごしていた
君が出迎えてくれる事が毎日楽しみで
取るに足らないちっぽけなことの中から奇跡を摘み上げる事が出来た
だけどそんなことはもうこの部屋の中では起こることが無い
欲しいといったら手に入れることは出来るのだと
神だと勘違いしているロックシンガーが歌って
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