詩人・一期一会〜chori氏「賛歌」に見る 幸せの在り処 について〜 /服部 剛
 
えむような言葉のオアシス・・・そんな
場を集まる皆さんと共につくっていきたいという願
いをこめて、昨夜はこの「賛歌」という詩を読んだ。
一人の詩人が、一篇の詩の中から時を越えた場所に
いる あなた に囁く7連目の言葉である。 


  名前をつけてください 
  それから 
  小さな声で 
  呼んでください 


 本当に確かな言葉は、誰かが呟く「小さな声」に
あるのかもしれない。そして、Ben’sCafe
の黒い小さな舞台の上で語られる言葉が、集まる人
々の心と心をつなぎ得るものだと、僕は信じている。 

 「賛歌」は彼が今迄に経験したすべての
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