詩人・一期一会〜chori氏「賛歌」に見る 幸せの在り処 について〜 /服部 剛
、「言葉を越
えたもの」であることをこの5連目は伝えている。
そして6連目にたった一言、この詩のタイトルである
賛歌
という言葉を彼が呟く時、僕はましろい世界の地平
に暖かい太陽が昇っているのが見える。
わたしやあなたを
ぼくら、と呼んで
誰も傷つかないということ
誰かがほほえむということ
昨夜のBen’sCafeで僕がこの7連目を朗
読した時、目の前に集まってくれた人々に、cho
riさんの詩の言葉が重なるのを感じ、ゆるやかな
空気の中でお互いの言葉に耳を傾けながら、そこに
誰かがほほえむ
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