柩/___
ひとつだけ、一回の
、 けばだちの、ほんとうの――黒い、あとひとつだけ
、一回限りの
なるな、
声に
一回、
あと一回、
だけなるな とまるな
つまる
予めに白に味を白に
予め白塗りに 雨だけの
蛇紋岩質で、
たのしく。
やすらかな半球、あの不事由で、無を試みる
*
多声の雨だけだけの
しぼり切った
贅沢な雨、雨だけででかいだけの雨で贅沢で 蟋蟀たちの嫉妬する
解で
光線、
黒い――、(、重、く、黒(い
*
やすらかに、半球 不事由な 無を試みる、
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