柩/___
 
実を

羽より軽くなる、掻爬された、
棒きれの、心の。
意味はないだろう

覚悟を決めた自慰の蛙の。おまえを
なまえはしらない、そしてしらない、
なにも刻めない皮が、石の、真実の
菌の上で

もがけずに真実をバウムクーヘンにして






がさわわたす蟹火の


目、蟹結びの。赤くの。そして読む そして
こする、実行、字たちのため その緑の。―― 切れ、なぜならおまえは
解除、薄らいだ
どの兄弟よりも色について話すのを聞いたことがないから
それは常世をうつす――なぜならおまえは


明日を
不能に、
天にされない
舌たち、あの燕、無を
[次のページ]
戻る   Point(1)