書簡/soft_machine
テーマに
お前もいつかこの裸のように
描かれてくれないか?
こんな寝室
洗濯物たたみながら
おしっこ溜めたまま
時おりの驟雨で目を覚ます
真夜中のオーネット・コールマンよろしく
何も残さない玉葱の皮を剥きながら
かけて感情を出し尽くしても尚
眠りのようにからっぽの
真実の先っぽにあるすき間が気になる
ことをことばで満たすことはきっとできない
たまにはひっそり
てのひら重ねてくれないか
・
(分かりたいだけそうして)
足りているの コバルト
ルフランの為の擦り硝子のパレット
いつ剥ぎ取っても構わないけれど
あなたの好きだった色達が
待っ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)