紙のクリスマスツリー/2006年のライブレポート/瓜田タカヤ
プレックスを磨き結晶化しているような完成感。
不足感それ自体が美しい完成型として機能する、闇も含めた人間賛歌。
きっと西暦2345年になっても、狂信的なファンがいるであろう
歌もステージングも挙動も含めた、素晴らしい全て。
いつも自分の表現の先端を考えていくと
血とノスタルジックな津軽の形式を妄想する空間に至り
どうしても、寺山修司と三上寛を踏んでしまう。
それがそれで良いのか。それともネオナチ、じゃなくてネオ津軽的な
何か新しいレーゾンテートルに至り、演出して行く方が良いのか。
今後の課題。
寛さんと福士さんの絡みを観ているときに
「青森ってカッコイイナア!」と
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