文体について、経験について/んなこたーない
めしい。
もしもあなたが何か楽器を弾けたとする。そして、偶然にも手元にその当の楽器があるとする。
きっと誰かが、あなたに「何か弾いて」と要求してくるだろう。
そのとき、あなたは一体何を弾くだろうか? それともその要求自体を拒絶するだろうか?
もしも何かを弾くならば、軽くつま弾く程度のもので、あまり込み入っていないものを選ぶ方がいい。
また、その楽器だけで完結しているものがいい。
たとえば、JBの「Sex Machine」のギターカッティングだけを聞かされて、本気で喜ぶひとがこの世にどれ位いるだろう?
また、止め際も重要である。何十分も聞かされる方の身にもなってみよう。
ぼくは、
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)