遅れてきた少年の一切合財(その一)/生田 稔
 
に槍を
刈り込み鎌に打ちかえる
そして戦いのことは一切学ばない
が本当だ
このように、あらゆる学問や情報
文明が世界化した世にあつて
神が世界平和をもたらせられるのは
愛の表れであるに違いない
神は愛であると、聖書は述べる
自分の親が子である自分を
可愛がってくれたことを考える
とき、そう思はないであろうか
とにかく、集団にいればそれなりの
問題に遭遇する
こうして僕が書くのも
人として生きてきた思い出と
憤慨を書き綴つている分けなのだ
都合が悪いと、黙ってできるだけ誤魔化してしまおう
そんな人々に、強い義憤を感じる

寒い北海道、でもやりがいが
京都駅で
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