遅れてきた少年の一切合財(その一)/生田 稔
バプテスマを受ける
それからの事、細かく書く心
の余裕がない、反感をかうかもしれぬ
不思議なことが、それ以後たまたま起こる
自分はキリストじゃないかと疑念をいだく
バプテスマ後すぐ、全時間伝道者となる
西宮をあとに京都へ
一年の間、市内をぐるぐる伝道
仲間の伝道者は女性が多い
西宮、京都いずれでも悩む
女は避けたかった、
欲望も体から追い出そうと
懸命な努力
付き合うなら、結婚が前提
と教会は勧める
人として生まれたのなら、結婚して子を
でも女は遠ざけようと、心の諦め
教会は、私がそう望んだので転任を
まず、広島市
広島は本籍地、バプテスマはそこでの大会
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