■共同連詩■ 六時間目のモノローグ 〜はいすくーる白書〜/Rin K
あおぞらに描く言い出せない言葉
地球より重い 気持ちはブルーに
中篇? 「僕の、」・・・issey
放課後に向かって
わずかに伸びをした、君と
視線が交錯する
思わずカタン、と鳴った椅子の
音の理由をまだ知らなかったころなら
どうしていただろう
記憶を過去へと移項しても
書き方なんて忘れてしまった、手紙
便箋はノートの切れ端だから
多分、こんな感じ
今日は遠回りしたいから
一緒に帰ってみませんか
レトロな手段だから新鮮
ありきたりな文句だから印象的 、きっと
君のうなじを掠めたそれは
そう、風じ
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