自我像/円谷一
いが これが芸術だからどうしようもないのである 医学の要素も混ざっていて 時々涙を流して自分の自我像を大切そうに持ち帰る人々がいるが 自我像とはこれからは自分と素直に向き合う鏡のような存在として扱われるだろうと思うのである 自我像が描けるのは自分だけだが これからどんどん世に広めていって後継者を育てていけたらいいなと思うのである 自分の欠点を治す為に自我像を求める人々は少しずつだが増えてきている
自然の中に人々を置き その自我像を描く 一番緊張する時間であるが一番心が癒される時間でもある その人の自我像がどうであれ 風景画と同じようにあるがままのものをあるがままに最大限に表現することはとても嬉
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