賛美歌/水在らあらあ
 
の一番天辺からほとばしる源流で
凍えて 透き通って

お日様がひたむきに 傾いて 
水面を 愛す
その愛し方に似てるわ
草に露置く夜神の
ひたむきな情熱に似てるの
あなたはそうやってひたむきに
星を 作るの
血と汗と 涙を 混ぜて
うつむいて 汚くて 醜く 泣いて
星を 作るの
他に何も知らないから
他に なにも 知ろうとしないから

さらさら流れる血は
潮騒よりも純粋な愛で
あんまりだ
あんまりだ

だって走りだしたのはおまえで
新月の夜に満月を呼ぶような声で吠えて
波打ち際に走って昨日買ったばっかりの水玉のドレスで
走って 飛んで 砕けちって

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